アデレイド・ホール(ヴォーカル)

Adelaide Hall (Vocal)

アデレイド・ホール

本名:アデレイド・ルイーズ・ホール Adelaide Louise Hall
1901年(1909年という記載あり)10月20日ニューヨークのブルックリン生まれ。
1993年11月7日英国ロンドンにて死去。

20年代に多くの黒人レヴューに出演して有名となった美人歌手。
「チョコレート・キッディーズ(The chocolate kiddies)」のメンバーに選ばれて1925年ヨーロッパ公演を行い、欧州でも有名となった。
1928年に上演された「ブラックバーズ」では超有名曲「ディガ・ディガ・ドゥ」を歌っている。
ジャズ・シンガーではないが、ジャズメンと共演したり吹き込みがある。
その中でも重要なのは、1927年デューク・エリントンのバンドで吹き込んだ「クレオール・ラヴ・コール」と「好きなブルース」で、ワードレス・ヴォーカルは注目を浴びた。
32年にはアート・ティタムが彼女の伴奏者となったことでも有名。
37年からイギリスに住み、亡くなるまで住み続けた。
デューク・エリントンの1927、32年の録音にその名が見える。

レコード/CD

"Duke Ellington 1924-28" History
"Duke Ellington 1932-34" History