フルネーム：アンドリュー・デューイ・カーク Andrew Dewey Kirk
1898年5月28日ケンタッキー州ニューポート生まれ。
1992年12月11日ニューヨークにて死去。94歳という高齢だった。
幼いころの音楽教師の中にポール・ホワイトマンの父親がいたという。
20年代にジョージ・モリソン楽団のチューバ奏者となる。
1929年には自己のバンドを結成した。
女性であるメリー・ルー・ウィリアムスをピアニスト兼アレンジャーに起用し、
主にカンサス・シティ周辺で演奏活動を行った。
このバンドは“12 Clouds of joy”と名付けられ、30年代後半から40年代前半にかけて
強力なスイングで人気を博した。
ソロイストには、後年ドン・バイアス、ハワード・マギー、ファッツ・ナヴァロ等の
モダニストを含み、48年の解散まで数多くの吹込みを残した。
「MCAジャズの歴史」(MCA records VIM-17〜19)
"The best of Andy Kirk"(MCA2-4105)