アーノルド・フィシュキン (ベース)

Arnold Fishkind (Bass)

アーノルド・フィシュキン

フルネーム:アーノルド・アーロン・フィシュキン
1919年7月20日ニュージャージー州ベイアン生まれ(ニューヨーク生まれ)という記述あり。
1999年9月6日カリフォルニア州パーム・デザートにて死去。

初めヴァイオリンを習ったが、14歳からベースに転向した。
ベーシスト、チャビー・ジャクソンは幼なじみ。
プロ入りは1937年バニー・ベリガンのバンドであった。
42〜46年は兵役に就いたが、47年から50年にかけてはレニー・トリスターノの門下の一員として活動し、
多大な脚光を浴びるに至った。
その後いわゆるウエスト・コースト派の隆盛に呼応してロスに転居し、
チャーリー・ヴェンチュラ、バッチ・ストーンのバンドで働いた。
またスタン・ゲッツやショーティー・ロジャースとも共演し確固たる実績を築いた。
その後ニューヨークに戻り、再びトリスターノと活動したが、50年代末期には、
ABCのスタッフとなりジャズ界を退いている。
バニー・ベリガンの1937年の録音にその名が見えるが、これが彼の初レコーディングかと思われる。

レコード・CD

「バニー・ベリガン&ヒズ・ボーイズ/テイク・イット、バニー」(Epic SICP 4012)
「ジャズ栄光の巨人たち15 バニー・ベリガン」(RCA RMP-5115)