ビル・ビーソン (ドラムス)

Bill Beason (Drums)

写真見当たらず

フルネーム:ウィリアム・ビーソン William Beason
1908年ルイスヴィル生まれ。
生没及び生没年不詳。

エラ・フィッツジェラルドのオーケストラで叩いていたことがあるというから、チック・ウエップ没後のバンドのドラマーとなったのだろう。
生地ルイスヴィルのブッカー・T・ワシントン・センター・バンドでキャリアをスタートさせた。
1924年ホレス・ヘンダーソンのバンドに加入し30年代にニューヨークに進出した。
30年代にテディ・ヒルのバンドで初めてヨーロッパ楽旅を果たした。
38〜39年はドン・レッドマンのバンドに加入し、その後エラのバンドに参加、41年まで在団していた。
40年代を通じてジョン・カービー、エディー・ヘイウッド、ベン・ウエブスター、ジェイムズ・ムーディー、サイ・オリヴァー、
アール・ボスティクなどのバンドでプレイをしていた。
ニューヨークのブロンクスに住んでいたが、ドラムを叩くことに興味を失ったらしく、ジャズ界から離れたという。

レコード・CD

「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ10/ザ・ビッグ・バンド・イーラ《第2集》」(RCA RA-54〜59)
「ヴィンテージ・シリーズ/ディジー・ガレスピー」(Victor VRA-5011)
"Ella Fitzgerald/With Chick Webb’s band"(Ace of hearts AH-36)
"Cab & Ella & Chick"(Bandstand record 7125)
"Mildred Bailey/Her greatest performance"(Columbia JC3L-22)