バディ・モロウ (トロンボーン)

Buddy Morrow (Trombone)

バディ・モロウ

改名前:ムニ・ズデコフ Muni Zudekoff或いはモー・ズデコフ(Moe Zudekoff)
1919年2月8日コネチカット州ニュー・ヘヴン生まれ。
2010年9月27日死去。

バニー・ベリガンのレコード(1937−38)解説では、改名前は、
「ナット・ロボフスキー(Nat Lobovsky)」と記載されているが、
ネット検索すると上記のように「ムニ・ズデコフ Muni Zudekoff」とある。
ジュリアード音楽院に学んだ後、1934年ポール・ホワイトマンに入団し2年間プレイを行った。
36年アーティー・ショウの最初に弦入りバンドに参加し、38年トミー・ドーシーの楽団に移る。
その後ヴィンセント・ロペツ、ボブ・クロスビーの楽団を経て再びアーティー・ショウの楽団に戻った。
41年海軍に入隊し、除隊後の44年ジミー・ドーシー楽団を経て、45年自己の楽団を組織した。
50年以降楽旅を行いながら活発に吹込みも行う。
特にR&Bのヒット曲をスイングに編曲して非常に人気を得た。
1977年から亡くなる直前の2010年9月24日までトミー・ドーシー・オーケストラを率いていた。

レコード・CD

「バニー・ベリガン 1937−38」“Bunny Berigan and his orchestra”(日本ビクター RJL-3137)
「オリジナル・トミー・ドーシー・ベスト・セレクション」(RCA-9007-08)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ/ザ・サウンド・オブ・スイング」(RCA RA-60-68)
「トミー・ドーシー」(HR-125-JK)