バディ・リッチ (ドラムス)

Buddy Rich (Drums)

バディ・リッチ

フル・ネーム:バーナード・“バディ”・リッチ Bernard “Buddy” Rich
1917年6月30日(9月30日という記載あり)ニューヨーク・ブルックリン生まれ。
1987年4月2日ロスアンゼルスにて死去。

史上最高のテクニックを持つドラマーと言われた。
両親はヴォードヴィルの芸人で、父親は1歳のバディがスプーンで正確なリズム刻んで叩いていることに気付き、
ドラムのスティックを持たせたというエピソードは有名。
自身も1歳半で両親のいた劇団で出演し始めたという。
11歳の時にはすでに自分のバンドを持っていたというからかなり早熟である。
1938年(1937年という記載あり)ジョー・マーサラのグループで、ドラマーとしてデビューした。
その後バニー・ベリガン楽団を経て、トミー・ドーシーの楽団でスターとなった。
47年からJ.A.T.P.に加入、その後はハリー・ジェイムスの楽団などで活躍した。
1966年念願の自己のビッグ・バンドを結成した。
タップ・ダンス、歌の腕前もプロ級で、ドラムを一切叩かずヴォーカルのアルバムも作っている。
バニー・ベリガンの1938年の録音に名前が見える。

レコード・CD

"Bunny Berigan / The complete Bunny Berigan Vol.V"(Bluebird 9953-1)
「ジャズ栄光の巨人たち/バニー・ベリガン」(RVC RMP-5115)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ11/ザ・サウンド・オブ・スイング」(RCA RA-63)
「オリジナル・トミー・ドーシー」(RCA RA-9008)
The complete Artie Shaw Vol.7 1939-45 Bluebird AXM2−5580−2−D
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ第17巻/スイングからバップへ」RA96〜100