カール・クレス(ギター) 

Carl Kress (Guitar)

カール・クレス

1907年10月20日ニュージャージー州ニューアーク生まれ。
1965年6月10日ネバダ州レノにて死去。

ジャズ・ギターのパイオニア的存在でレッド・ニコルスの初期のレコーディングに数多く参加している。1929年4月レッド・ニコルスのファイヴ・ぺニーズの録音にGt奏者としてその名がみえる。
もとはピアノを演奏していたというが、1926年の初めころポール・ホワイトマン楽団に在籍中にギターをプレイし始めた。
1927〜29年はニコルスの他にミフ・モール、ドーシー・ブラザーズのバンドにも加わってレコーディングにも参加した。
また開店当初はオニックス・クラブの経営者の一人でもあった。
晩年はジョージ・バーンズとのデュオでクラブやレコーディングに活躍していたという。

レコード・CD

『レッド・ニコルス物語』(The Red Nichols story) MCA-3012
"Red Nchols and his five pennies"(Ace of Hearts AH-63)
『ビックス・バイダーベック物語』(CBS SOPB 55017〜19)
"An introduction to Bix Beiderbecke 1924-1930"(Best of jazz 4012)
"Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)
"The young Benny Goodman"(CBC 1-088)