セシル・スコット (サックス & クラリネット)

Cecil Scott (Sax & Clarinet)

写真見当たらず。

1905年11月22日オハイオ州スプリングフィールド生まれ。
1964年1月5日ニューヨークにて死去。

兄のロイド(Drums)と結成したスコッツ・シンフォニック・シンコペイターズでクラリネットを吹き、27年にはロイドの名義で、29年にはセシル・スコットとブライト・ボーイズの名前でRCAに吹き込みをしている。
20年代後期東部で有名になり、ニューヨークのサヴォイ・ボールルームに出演、クラレンス・ウィリアムス、フレッチャー・ヘンダーソン、テディ・ヒル等のオーケストラで働き、40年代はフリー・ランサーとして数多くのコンボや吹込みに参加、50年代はリーダーとして或いはサイドマンとして活躍、60年代はもっぱらニューヨークを中心に活動を行っていた。
30年代に事故で片足を切断、義足で演奏を続けていた。
ビリー・ホリディ、テディ・ウィルソンのセッションにも参加している。

レコード・CD

「ビリー・ホリディ物語 第1集」(CBS SOPH 61-62)
「ビリー・ホリディ物語 第2集」(CBS SOPH 63-64)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ10/ザ・ビッグ・バンド・イーラ《第2集》」(RCA RA-54〜59)
「ヴィンテージ・シリーズ/ディジー・ガレスピー」(Victor VRA-5011)