チャーリー・ディクソン (バンジョー)

Charlie Dixon (Banjo)

チャーリー・ディクソン

1889年ニュー・ジャージー州ジャージー・シティの生まれ。
1940年12月6日ニューヨークにて死去。

サム・ウーディング(Sam Wooding)のバンドに参加して最初のプロの仕事をスタートさせた。
サムのバンドを退団しフレッチャー・ヘンダーソンのバンドに加わり、1922年のかの有名なクラブ・アラバムのオープニングにも参加した。
彼は演奏の他編曲も行ったという。
その他ルイ・アームストロングやコールマン・ホーキンスやドン・レッドマンなどとも共演している。
またそのブルース・フィーリングを買われてブルース・シンガーのベッシー・スミス(Bessie Smith)、マ・レイニー(Ma Rainey)、
アルバータ・ハンター(Alberta Hunter)の伴奏などで活躍した。
しかし時代はバンジョーからギターの方がバンドにおいて求められるようになると、彼はバンジョーを置き、編曲を中心に行うようになる。
彼の編曲はヘンダーソンのバンドに商業的成功をもたらした。
彼はヘンダーソン・バンドのライヴァルであるチック・ウエッブにもアレンジを提供するなどその能力は評価されていた。

レコード・CD

"Fletcher Henderson /A Study in frustration"(Essential・JAZZ・Classics EJC55511)
"Bessie Smith/The collection"(Columbia CK 44441)
"Bessie Smith/Nobody's blues but me"(CG 31093)