チャーリー・シェイヴァ―ス (トランペット)

Charlie Shavers (Trumpet)

フルネーム:チャールス・ジェイムズ・シェイヴァース(Charles James Shavers)
1917年8月3日ニューヨーク生まれ。
(1920年8月3日という記載あり。)
1971年7月8日ニューヨークにて死去。

フランク・フェアファックス、タイニー・ブラッドショウ、ラッキー・ミリンダ―などのバンドを経て、
36年ジョン・カービーのコンボに加わることで全米的なスターにのし上がった(ジョン・カービーのバンドに加わったのは37年11月という記載もある)。
一時レイモンド・スコットのグループに加わったこともあった。
45〜49年にはトミー・ドーシー楽団唯一の黒人プレイヤーとして加わり、50年にはルイ・ベルソン、
テリーギブスなどのバンドに加入、またJ.A.T.P.に加わって来日もしている。
その後ベニー・グッドマン、再びドーシーに加わり、56年ドーシーの島で同楽団に在籍した。
以後は自分のコンボを率いたりフリーとして数多くのレコーディングに参加している。
64年にワールド・ジャズ・フェスティヴァルで再来日、69,70年にはヨーロッパ巡業も行っている。
音楽的にもユニークなオリジナリティを持ち、良くスイングすると言われ、初期にはロイ・エルドリッジの
影響を受けていると言われる。
編曲者としてもジョン・カービー楽団のほとんどの楽曲を手掛けるなど才能を発揮している。
48年にダウンビート誌読者投票でポールウィナーに輝いたこともある。
スタンダード・ナンバー“Undecided”の作曲者としても知られる。

ジミー・ヌーンの1937年の吹込みに名前が見える。

レコード・CD

「ジョニー・ドッズ&ジミー・ヌーン/ビッグ・ソウル・クラリネット」(MCA-3077)
「MCAブルースの古典」ビクター(VIM-20〜22)
「MCAジャズの歴史」(MCA VIM-19)
「ビリー・ホリディ物語 第4集」(SOPH 67〜68)
“Mildred Bailey / Her greatest performances”Columbia JC3L-22
“The John Kirby sextet Vol.2 1939〜1940”(CBS 450183-1)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ11巻/ザ・サウンド・オブ・スイング」(Victor RCA RA-67)