チャウンシー・ホートン (クラリネット&サックス)

Chauncey Houghton (Clarinet & Saxes)

写真見当たらず

1909年2月26日メリーランド州チェスタータウン生まれ。
1989年7月1日ニューヨーク州タリータウンにて死去。

音楽一家の生まれで兄のジョンとクリフトンはそれぞれトロンボーンとトランペットを演奏するという。
8歳の時ピアノを始めるがハイ・スクール時代にクラリネットに転向した。
モーガン・カレッジ・バンドでクラリネットとサックスをプレイしていた。
1927年アイク・ディクソンのバンドでプロとして演奏を始めたという。
キャブの兄のエルマー・キャロウェイのバンドやザ・ホワイト・ブラザーズ・バンドでプレイしていたが、
1932年ニューヨークに登り、35年までキャブの姉のブランシェ・キャロウェイのバンドに加わった。
その後クロード・ホプキンスやチック・ウエッブのバンドでプレイし、37〜40年はキャブ・キャロウェイのバンドで演奏活動を行った。
その後エラ・フィッツジェラルドがリーダーを務めていたチックのバンドに戻り、42年まで在団した。
42年にはバーニー・ビガードに替わってデューク・エリントンのバンドに加わったり、46年にはドン・レッドマンのバンドに加わりヨーロッパへの楽旅に参加した。
帰米してからは再びキャブのバンドでプレイをしたりしていたが、58年にはフル・タイムの活動からは遠ざかっていた

レコード・CD

"Cab Calloway/Penguine swing"(Archives of jazz 3801082)
"Chick Webb / Ella swings the band 1936-39"(MCA-1327)
"Ella Fitzgerald with Chick Webb's band" Ace of Hearts AH-36
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ10/ザ・ビッグ・バンド・イーラ 第2集」(RA-58)
“The Duke ”(History 2041542-302)