キューバ・オースチン (ドラムス)

Cuba Austin (Drums)

写真見当たらず

1906年ウエスト・ヴァージニア州チャールストン生まれ。
1961年死去したらしい。

始めタップ・ダンサーとして生計を立てていたが、1926年ウィリアム・マッキニーが彼のバンド「コットン・ピッカーズ」でのドラムの役を辞し、
マネージメントに専念することになった時、以前エキストラとして起用されたことのある彼が呼ばれ、レギュラー・ドラマーの座に収まった。
左利きというところが珍しかったというが、ショウマンシップを身に付けたドラマーと言われ後のジーン・クルーパに大きな影響を与えた。
その後は「コットン・ピッカーズ」と行動を共にし、マッキニーがバンド・ビジネスを離れた後はリーダーとして南部などにも楽旅を行った。
ボルチモアでバンドが解散した後は他の仕事に就いたが、臨時の仕事が入った時などにはドラムを叩いていたようである。

レコード

「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ 第9巻 ザ・ビッグ・バンド・エラ 第1集」(RCA RA-47)