ダーネル・ハワード(クラリネット&ヴァイオリン)

Darnell Howard (Clarinet&Violin)

ダーネル・ハワード

1895年(1892年説あり)7月25日イリノイ州シカゴ生まれ。
1966年9月2日カリフォルニア州サンフランシスコにて死去。

7歳からヴァイオリンを弾きはじめ後になってクラリネット、サックスを手にするようになった。
13年〜16年にかけてジョン・H.ウィッククリフのジンジャー・オーケストラでプレイし、1917年ニュー・ヨークに進出、
W.C.ハンディの録音にヴァイオリン奏者として加わり本格的なプロ生活をスタートさせる。
その後シカゴに戻り、チャーリー・エルガーなどと働き、ジェームス・P・ジョンソンのバンドに加わりヨーロッパへも楽旅を行った。
その後はテディ・ウェザーフォードと中国へ楽旅し、20〜30年代はキング・オリヴァー、アースキン・テイト、アール・ハインズなどの
有名バンドでプレイを行った。40年代一時引退していたこともあったが、カリフォルニアへ出たキッド・オリーと活動を行った。
50年代前半はシカゴでマグシー・スパニアと後半はウエスト・コーストでアール・ハインズと共に活動し健在ぶりを示した。
ジミー・ヌーン譲りのウォームなプレイが身上と言われる。
キング・オリヴァーの1926年、アール・ハインズの1934年の録音に名前が見える。

レコード・CD

「キング・オリヴァー」(Epic NL-1012)
”King Oliver's creole jazz band/The complete set”(RTR 79007)
”King Oliver/Sugar foot stomp”( Decca GRD-616)
”King Oliver's Dixie Syncopators 1926-1928”(MCA-1309)
"Luis Russell and his orchestra 1926-1929"(The chronological 588)
「RCAジャズ・クラシックス/ジェリー・ロール・モートン」(RCA RA-9〜12)
「アール・ハインズ/サウスサイド・スゥイング」(SDL-10351)
"Earl Hines/Swinging in Chicago"(Coral CP63)