ディック・ウィルソン (テナー・サックス) 

Dick Wilson (Tenor sax)

ディック・ウィルソン

1911年11月11日イリノイ州マウント・ヴァ―ノン生まれ。
1941年11月24日ニューヨークにて死去。

もしもう少し長生きすれば、ベン・ウエブスターと並び称されるカンサス・テナー
の名手となったであろうとその早世ぶりを惜しむ声が多い。
1936年ごろからアンディ・カーク楽団のテナー・サックスのスターだった。
41年に亡くなるまでカークの楽団で過ごした。
その豪快な音色はウエブスターを、滑らかなフレージングはチュー・ベリーを思わせると言われる。
アンディ・カークの1936年の吹込みに名前が見える。

レコード・CD

「MCAジャズの歴史」(MCA records VIM-17〜19)
"The best of Andy Kirk"(MCA2-4105)