エディ・コンドン (ギター&バンドリーダー)

Eddie Condon (Guiter & Bandleader)

フルネーム:アルバート・エドウィン・コンドン Albert Edwin Condon
1904年(1905年という記載あり)11月16日インディアナ州グッドランド生まれ。
1973年8月4日ニューヨークにて死去。

ウクレレとバンジョーを独学で覚え、15歳からセミ・プロとして働いた。
20年代シカゴで活躍し、オースチン・ハイスクール・ギャングと言われる少年たちのリーダーとして歴史に残る「シカゴ・スタイル」と呼ばれる名演を吹き込んだ。
コンドンは1939年以降プロモーターとして辣腕を揮うようになる。40年代前半にタウン・ホールを舞台に中継放送された一連のジャム・セッションは
コレクターたちに珍重されているという。
ギタリストとしてはほとんど問題にならぬ技量で、そもそも弾けないのではないかと言われるほどだが、1929年の吹込み等を聴くとしっかりとリズムを刻む音が録音されており、
「実は弾けない」説は、単なる都市伝説だと思う。
しかし1942、43年のダウンビート誌ギター部門人気投票で1位にランクされているのは、彼の自己宣伝のゆえであろう。

レコード・CD

「シカゴ・スタイル・ジャズ」(Columbia ZL-1091)
「ザ・シカゴアンズ/1928-1930」(Decca SDL-10361)
「黄金時代のルイ・アームストロング」(EMI TOCJ-5221-28)
“The Indispensable Fats Waller”(RCA PM 43686)
「バニー・ベリガン・アンド・ヒズ・ボーイズ/テイク・イット・バニー!」(Epic SICP 4012)
「栄光のコンドン・ジャズ」(Mainstream Records XM-34-MSD)
"Eddie Condon/That's a serious thing"(History 20.3008-HI)
"Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)