エディ・ダーハム (トロンボーン、ギター&編曲) 

Eddie Durham (Trombone , Guitar & Arrangement)

エディ・ダーハム<h1>

1906年8月19日テキサス州セント・マーコス生まれ。
1987年3月6日死去。

元々中西部のバンドに所属し、弟のアレン・ダーハムとローカル・バンドも持っていたが、29年にモーテン楽団に入団し、33年まで在団した。
ギターとトロンボーンという2種類の楽器を演奏するとともに、編曲にも秀でていた。
大手レコード会社ヴィクターに所属しながら、楽曲のアンサンブルの面では特にみるべきもののなかったベニー・モーテンの楽団を生まれ変わらせたのは、
アレンジャーとして加わったエディ・ダーハムの進歩的なスコアーであったと言われる。
また、ダーハムは、彼は、アンプリファイド・ギターを初めて使用したギタリストと言われ、ジミー・ランスフォード楽団の初期のレコーディングにそのプレイのいくつかが聴かれる。
ベニー・モーテン楽団の後、ウィリー・ブライアント楽団を経て、1935年からジミー・ランスフォード楽団、37〜38年はカウント・ベイシー楽団に在籍し、
優れた編曲者としてまたエレキ・ギターの先駆者として注目を浴びた。
30年代末にはグレン・ミラーやアーティー・ショウのためにも編曲を提供した。
40年代には、彼以外すべて女性というバンドを率いたことがあるという。
その後は目立った活動は見られないが、69年バディ・テイトの楽団に参加したことがある。

レコード

「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ 第9巻 ザ・ビッグ・バンド・イーラ」第8巻“ベニー・モーテン”
“Count Basie in Kansas City”(LPV-516)
“Bennie Moten K.C. Orch. 1929-31/Harry Dial quartet 1946”(IAJRC 7)
「MCAジャズの歴史/」(VIM-17〜19)
“Jimmy Lunceford / Harlem shout” History 20.1913−HI
「黄金時代のカウント・ベイシー」(MCA VIM-5501〜4)
「カウント・ベイシー・アット・サヴォイ・ボールルーム 1937」(ELEC Record KV-109)
"Billie Holiday/Live and private recordings in Chronological order"
"Lester Young/Hall of fame"(220149)
「ランスフォード・スペシャル」(CBS 20AP 1818)
“Jimmy Lunceford / Harlem shout” History 20.1913−HI
「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジミー・ランスフォード」(MCA WMC5-328)
「コモドア・ショウケース」London GSW-3007
「レスター・ヤング/カンサス・シティ・シックス(完全版)」(Commodore KIJJ 2064〜5)
「ジ・アルタネイティヴ・レスター」Tax m-8000