フロイド・オブライエン (トロンボーン)

Floyd O’brien (Trombone)

フロイド・オブライエン

1904年5月7日イリノイ州シカゴ生まれ。
1968年11月26日生地シカゴで死去。

20年代中期から、アール・フラー、チャールズ・ピアース、ジャック・ガードナー、ジーン・クルーパ、ザ・ウォルヴェリンズ、テルマ・リー、ジョー・カイザーなどのバンドでプレイをしていた。
1933年ニューヨークに出てジョー・ヴェヌーティ、メズ・メズロウ、マル・ハレットなどのバンドでプレイした。
36〜39年にはフィル・ハリス楽団に加入して各地を巡演、その後39〜40年はジーン・クルーパ、40〜43年はボブ・クロスビーといった一流のバンドでプレイした。
43年にロス・アンゼルスに転居し、48年までジャック・ティーガーデンなどのバンドで演奏した。
48年にはシカゴに戻り、アート・ホーデスなどのバンドで演奏していた。60年代に入ってからもレコーディングに、トロンボーン教師と活動をつづけた。
ニューオリンズ・スタイルを身に着けた最初の白人トロンボーン奏者という評価もある。
1933年エディ・コンドンの録音、ファッツ・ウォーラーの1934年の録音にその名が見える。

レコード・CD

「シカゴ・スタイル・ジャズ」(Columbia ZL-1091)
"Eddie Condon/That's a serious thing"(History 20.30081〜2 -HI)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ第5巻/ファッツ・ウォーラー」(RCA RA-23〜27)
"The indispensable Fats Waller"(PM43686)
「メズ・メズロウとトミー・ラドニア」(Victor RA-5324)
「ベニー・カーター1933/39」(Philips 15PJ-4)
「Summertime/Bob Crosby and his orchestra」MCA-3145 日本盤