フランツ・ジャクソン (テナー・サックス)

Franz Jackson (Tenor sax)

フランツ・ジャクソン

1912年11月1日イリノイ州ロックアイランド生まれ。
2008年5月6日ミシガン州ナイルスにて死去。

高校でサックスを学び、シカゴ音楽大学で作曲、編曲を学んだ。
32〜36年シカゴのグランド・テラスに出ていたキャロル・ディッカーソン楽団でプレイした。
38年にはフレッチャー・ヘンダーソンのバンドに加わりツアーにも参加した。
その後ジミー・ヌーン、ロイ・エルドリッジ等と共演。
40年代はファッツ・ウォーラー、アール・ハインズ、ド・パリス兄弟のバンドに加わった。
戦後、USOショウの一員として極東を楽旅し、ヨーロッパでは2年間バンド・マネージャーとして活動を行った。
56年(57年という記載あり)シカゴでオリジナル・ジャズ・オール・スターズ(Original Jass All Stars)を結成した。
スイング畑の人ではあるが、ディキシーもよく演奏した。
フレッチャー・ヘンダーソンの1938年の録音にその名が見える。

レコード・CD

“A study in frustration” Essential Jazz Classics
「Classic jazz archive / Fletcher Henderson 1897-1952」Membran 221998-306 (CD2枚組)
「アール・ハインズ/グランド・テラス・バンド」 RCA VRA-5007
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ第10巻/ザ・ビッグ・バンド・イーラ Vol.2」(RCA RA-55)