ジョージ・オールド (テナー・サックス) 

George Auld (Tenor sax)

ジョージ・オールド

1919年5月19日カナダのトロント生まれ。
1990年1月8日カリフォルニア州パームスプリングスにて死去。

40〜41年にかけてベニー・グッドマンのスモール・コンボに在団し名演奏の数々を記録した。
その後自己の楽団を結成してムード・ジャズ的な演奏を行い、豊かなトーンと甘い響きを売り物に多くのファンをつかんでいった。
50年代はほとんどカリフォルニアを活動の場にしていたが、58年にニューヨークに移住してからはムード・サックスのイメージを打破するような熱っぽいプレイを聴かせるようになった。
もともと40年代には中間派の俊英として期待された人であり、そして敵には恵まれた人であったはずである。
60年代はラス・ヴェガスのクラブを舞台に、いわゆる効かせるサックス奏者として売れっ子になっていた。
66年にはベニー・グッドマンのバンドに再加入して注目された。

レコード・CD

「ジャズ栄光の巨人たち15 バニー・ベリガン」(RCA RMP-5115)
「バニー・ベリガン 1937−38」(Victor RJL-3137)
"Bunny Berigan / The complete Bunny Berigan Vol.V"(Bluebird 9953-1)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ11/ザ・サウンド・オブ・スイング」(RCA RA-63)
"The complete Artie Shaw Vol.7 1939-45"(Bluebird AXM2−5580−2−D)
"Benny Goodman presents Eddie Sauter"(Philips B 07010 L)

「ビリー・ホリディ物語 第5集」(SOPH 69〜70)
“Giants of Jazz/Benny Goodman”(Time-Life)
「新たなる宝庫 黄金時代のベニーグッドマン」(Nostalgia records CSM 890〜891) 「チャーリー・クリスチャン/メモリアル・アルバム」(CBS 56AP 674〜6)
"Giants of Jazz/Benny Goodman"(Time-Life)
"Benny Goodman presents Eddie Sauter"(Philips B 07010 L)