ジョージ・バケー (クラリネット) 

George Baquet (Clarinet)

ジョージ・バケー

1883年(1882年説あり)ニュー・オリンズ生まれ。
1949年1月14日ペンシルヴァニア州フィラデルフィアにて死去。

ジャズ創成期に数々のブラス・バンドで演奏し、また伝説的なバディ・ボールデンやフレディ・ケパードらとも共演した。
シドニー・ベシェも彼に教えられたというジャズ・クラリネットの祖ともいうべき存在。
1908年ビル・ジョンソンのクレオール・オーケストラに参加、14年まで活動した。
その後ロスアンゼルス、シカゴ、ニューヨークと渡り歩いて演奏活動をつづけ、20年代にはベッシー・スミス、ジェリー・ロール・モートンらと共演、
多くの歴史的な録音にも参加した。
中でも「ハイ・ソサエティ」におけるソロは、ジャズ・クラリネットにおける最初の名演と言われ、広く愛聴されたという。

レコード・CD

「RCAジャズ・クラシックス/ジェリー・ロール・モートン」(RCA RA-9〜12)