ジョージ・ウェットリング (ドラムス)

George Wettling (Drums)

ジョージ・ウェットリング

1907年11月28日カンサス州トピーカ生まれ。
1968年6月6日ニューヨークにて死去。

21年にシカゴに出てベイビー・ドッズの影響を受け、24年にプロとして活動を始めた若きシカゴアンの一人。
ジャック・チャップマンなどと演奏した後36年ニュー・ヨークに移りアーティー・ショウの最初のバンドに加わった。その後バニー・ベリガン、レッド・ノーヴォ、ポール・ホワイトマン、マグシー・スパニアなどの有名バンドで活躍した。
43〜45年には、ABC放送に定期的に出演していた。
53年には自己のバンドを率い、54年ジミー・マクパートランド、56〜59年はエディ・コンドン楽団でプレイした。
59年にはフリーとなり、バド・フリーマンなどと共演した。
晩年はニューヨークのクラブにトリオを率いて出演するほかクラレンス・ハッチンライダー楽団でプレイした。
前衛画家としても知られているという。
1929年10月18日のエルマー・ショーベル・フライアーズにその名がみえる。

レコード・CD

「ザ・シカゴアンズ/1928-1930」(Decca SDL-10361)
"Mildred Bailey/Her greatest performances 1929−46"(Columbia JC3L-22)
「ジャズ栄光の巨人たち15 バニー・ベリガン」(RCA RMP-5115)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ11/ザ・サウンド・オブ・スイング」(RCA RA-63)
「栄光のコンドン・ジャズ」(Mainstream Records XM-34-MSD)
"Eddie Condon/That's a serious thing"(History 20.3008-HI)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ/スイングからバップへ」(RCA RA-98)