本名：ハイマン・アールック Hyman Arluck
1905年2月15日ニューヨーク州バッファロー生まれ。
1986年4月23日死去。
アメリカを代表する作曲家の一人。500曲以上の作曲を行った。
幼いころからピアノを弾き、地元でバンドを組みピアニスト及びシンガーとして活躍していた。
1920年代にニューヨークに出てヴォードヴィルで働いていたころに「ハロルド・アーレン」と改名した。
1926年から34年ころまでは、レッド・ニコルスやジョー・ヴェヌーティ、エディー・ダンカンのバンドなどでシンガーとして活躍していた。
1929年“Get happy”を作曲一躍作曲家として注目されるようになった。
代表作としては、「ブルース・イン・ザ・ナイト」、「アウト・オブ・ジス・ワールド」、
「カム・レイン・オア・カム・シャイン」、「ザット・オールド・ブラック・マジック」、
「イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン」、「ストーミー・ウェザー」など多数あるが、
何といっても有名なのは「虹の彼方に（Over the rainbow）」で、
この曲は全米レコード工業会と全米芸術基金により「二十世紀の1曲」に選ばれた。
レッド・ニコルスとファイヴ・ぺニーズの1931年の録音でその声が聴ける。
レコード／“Red Nichols and his five pennies”Ace of Hearts AH-63