1905年11月24日ニュー・ヨーク生まれ。
1962年12月13日カリフォルニア州バーバンクにて死去。
『ジャズ人名辞典』未収録
ビング・クロスビー、アル・リンカーと共にザ・リズム・ボーイズのメンバーだった。
ユダヤ人の両親のもとに生まれたが、コロラド州デンバーで育った。
14歳でプロのピアニストとなり、17歳で極東を巡るバンドを率いた。
1926年ポール・ホワイトマンのオーケストラのメンバーとなり、ピアノを弾いていた。
それまでアル・リンカーとビング・クロスビーはデュオで歌っていたが、マイクがなかったこの時代彼らの声はホールの聴衆には聞こえなかった。
彼らはバリスを加えトリオを作ることにした。こうしてリズム・ボーイズは1927年4月に結成される。
1930年リズム・ボーイズはポール・ホワイトマンを去り、しばらくしてリズム・ボーイズも解散する。
その後は映画界に進出し、1931年から1950年の間に57本の映画に出演したが、大抵はバンドメンバー、ピアニスト、歌手という役回りだった。
作曲能力にも優れ、彼の作”I surrender dear”はスタンダードになっている。
1928年のポール・ホワイトマンのレコードに名前が見える。
『ビックス・バイダーベック物語』（CBS SOPB 55017〜19）
“An introduction to Bix Beiderbecke 1924-1930”(Best of jazz 4012)