ヘンリー・エドワーズ (ベース、チューバ&バリトン・ホーン)

Henry Edwards (Bass , Tuba & Baritone horn)

写真見当たらず

生没年不詳

ストリング・ベース、チューバ、バリトン・ホーンなどを演奏したためにしばしば「ベース・アドワーズ(Bass Edwards)」と呼ばれることがある。
14歳からミュージシャンとして活動していたが、素晴らしいバンド・リーダーであるサム・ウーディング(Sam Wooding)と
演奏するようになる20年代初期までジャズ・プレイヤーと記されてこなかった。
第一次世界大戦中はいくつかの軍の音楽隊で演奏していた。戦争が終わるとフィラデルフィアの音楽シーンに加わりコンサートや
ダンス・バンドに加わっていた。
まずチャーリー・テイラーのオーケストラでしばらく過ごし1923年にサム・ウーディングのバンドに加わた。
そこを退団してチャーリー・ジョンソンのオーケストラに加わり、1925年にデューク・エリントンと演奏するようになるが、
彼は死ぬまでダンス・バンドからクラシックのオーケストラまで常にいろいろな種類のバンドに加わって演奏していた。
1927年レオン・アビー(Leon Abbey)と南部をツアーした後アリー・ロスとニュー・ヨークに戻りヒット・ショウ「ブラックバーズ(Blackbirds)」の
バンドのメンバーに加わった。
1929年ノーブル・シスル(Noble Sissle)ヨーロッパに楽旅した後、30年代初期はファッツ・ウォーラー、ジェームス・P・ジョンソン、ユービー・ブレイクなど
のラグタイムのピアノのバンドに加わってプレイした。
1933年チャーリー・マトソンのオーケストラに加わったがその間もニューヨーク交響楽団でも演奏していた。

レコード・CD

”Archive of Jazz/Duke Ellington”(BYG 529.071)
”Luis Russell and his orchestra 1926-1929”(The chronological 588)