アーヴィング・ファゾラ (クラリネット)

Irving Fazola (Clarinet)

アーヴィング・ファゾラ

1912年12月10日ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。
1949年3月20日同地にて死去。

ニューオリンズではキャンディー・キャンディドやルイ・プリマ等のバンドで働いていた。
1935年ニューヨークの一流バンドだった、ベン・ポラックの楽団に迎えられた。
後ガス・アーンハイム楽団等を経て、37年グレン・ミラー楽団に加入した。
38〜40年はボブ・クロスビーの楽団及びボブ・キャッツでも活躍した。
41年クロード・ソーンヒル、そしてマグシー・スパニア、テディ・ウィルソン、ホレス・ハイト楽団で働いたが、
後引退して故郷に帰った。
イタリア系の白人で、ニューオリンズ・スタイルのクラリネット奏者として一流で、有名スイング…バンドに迎えられるスターとなった。
美しい音色と素晴らしいテクニックの持ち主で、そのメロディックなプレイはジミー・ヌーンを思わせるという。
1936年のビリー・ホリデイのレコーディングに名前が見える。

レコード・CD

「ビリー・ホリディ物語 第1集」(CBS SONY SOPH 61)
「ボブ・クロスビー/ザ・ボブ・キャッツ傑作集」Decca SDL-10301
「ボブ・クロスビーのボブ・キャッツ」 MCA-3018
「サマータイム/ ボブ・クロスビー・アンド・ヒズ・オーケストラ」MCA-3145
“MuggsySpanier/Hesitation blues”(AFS 1030)
「Claude Thornhill Orchestra/The real birth of the cool」(CBS SOPC-57104)
「オリジナル・グレン・ミラー・ベスト・セレクション」(RCA-9001-02)