アーヴィング・ミルズ (マネージャー、出版家、歌手)

Irving Mills (Manager , publisher & vocal)

アーヴィング・ミルズ

フル・ネーム:アーヴィング・ハロルド・ミルズ (Irving Harold Mills)
ロシア名:イサドール・ミンスキー(Isadole Minsky)
他にグッディ・グッドマン(Goody Goodman)、ジョー・プリムローズ(Joe Primrose)という変名を使うこともある。
1894年1月16日ウクライナ・オデッサ生まれ。
1985年4月21日カリフォルニア州パームスプリングスにて死去。

ニューヨークのマンハッタンで生まれたとする記述もある。
彼の父ハイマン・ミンスキーはオデッサからアメリカにやって来た帽子職人だった。
よくは分からないがロシアの第一革命時代の混乱期にロシアを脱出した移民たちの一人だったのであろう。
アーヴィングは1911年結婚しフィラデルフィアへ移住、1918年前レオ・フィースト(Leo Feist)の出版社に勤務した。
兄のジャックは作詞家ジョゼフ・マッカーシー、作曲家フレッド・フィッシャーのマネージャーとして働いていたこと
もあり音楽出版の道に入ったのかもしれない。
アーヴィングは1925年ごろケンタッキー・クラブに出演していたデューク・エリントンと親しくなり、エリントンにとって
決定的な影響を及ぼすことになる。
彼自身最終的に何を望んでいたのかは明らかでないが、エリントンのバンドにヴォーカル・ナンバーを吹き込んでいる。

レコード・CD

”The Duke”(History 204141-302)
“King of the blues trombone”(Epic JSN 6044)