イスラエル・クロスビー (ベース)

Israel Crosby (Bass)

イスラエル・クロスビー

1919年1月19日イリノイ州シカゴ生まれ。
1962年8月11日生地にて死去。

非常に美しいサウンドと的確なリズム・サポートを売りにしていたベーシスト。
10代でフレッチャー・ヘンダーソンの楽団に加入するという早熟を発揮し、
後のモダン時代のポール・チェンバースに似たセンセーションを巻き起こしたという。
彼もジョン・ハモンド氏にいち早く才能を認められ、ハモンド氏の推薦で1935年デッカに吹き込まれたジーン・クルーパのセッションに参加、
「ブルース・フォー・イスラエル」というフューチャー・ナンバーを残している。この演奏は下記プレスティッジ盤に収録されている。
51年にアーマッド・ジャマルのグループに入り、後に一時ベニー・グッドマン(56〜57年)に参加していた時に来日している(57年)。
その後、ジャマルの許に戻り62年初めまでプレイした。
その後はジョージ・シアリング(George Shearing)のクインテットに迎えられたが、約半年後(2か月後説あり)に心臓発作のため病死した。
ジャマルもシアリングも最高のベーシストと高く評価していた。

レコード・CD

「Benny Goodman and the giants of swing」(Prestige 7644)
「コンプリート・ベニー・グッドマン/Benny Goodman The RCA years」BVCJ-7030
"The recordings of Jimmie Noone"(JSP 926D)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ 第9巻 ザ・ビッグ・バンド・エラ第1集」(RCA RA-46)
"A study in frustration"(Essential・JAZZ・Classics EJC55511)
「Classic jazz archive / Fletcher Henderson 1897-1952」(Membran 221998-306)
「ザ・テディ・ウィルソン」(CBS SONY SONP 50332)
「ブルーノートSP時代」(TOCJ-5234-38)
"The Boogie Woogie masters"(Affinity AFS-1005)
"Chu Berry/Chu"(Epic EE 22007)
「チュー・ベリー/チュー」(SICP 4013)