ジム・ロビンソン (トロンボーン)

Jim Robinson (Trombone)

Jim Robinson

本名:ネイサン・ロビンソン Nathan Robinson
1892年12月25日ルイジアナ州ディア・レンジ生まれ。
1976年5月4日ニューオリンズにて死去。

ビッグ・ジム・ロビンソンと呼ばれる。
1917年第一次世界大戦に従軍しフランスに駐屯している時にトロンボーンを習ったという。
19年にニューオリンズに戻りキッド・レナやタキシード・ブラスバンドなどで演奏した。
1920年代末にシカゴに出たこともあったが、シカゴで認められることはなく、程なくニューオリンズに戻り、
プロのミュージシャンは引退した。
そして造船工として働いていたが、1940年頃から火が付いた「ニューオリンズ・リヴァイヴァル」ブームにより、
お呼びがかかるようになり、1942年バンク・ジョンソンのレコーディングに加わることによって人生が大きく変わる。
40年代はバンク・ジョンソンとジョージ・ルイスのバンドを中心に活動した。
66〜67年はビリーとディディ・ピアースと楽旅を行い、69年はプリザヴェーション・バンドと楽旅、
70年のニューポート・ジャズ・フェスティヴァルにも出演し健在ぶりを示した。
”Icecream"の作者としても知られる。

レコード・CD

”George Lewis ragtime jazz band/Jazzology”(HUP-1)
「初期のバンク・ジョンソン“Early Bunk”」(VC-4020)
「バンク・ジョンソン・メモリアル・シーン」“Bunk Johnson memorial scene”
「ジョージ・ルイス・アット・ホーム」“George Lewis at home”(Dan VC-7021)
“George Lewis 1943〜1945”(Storyville 670 201)