ジミー・アーチ― (トロンボーン)

Jimmy Archey (Trombone)

ジミー・アーチ―

1902年10月12日ヴァージニア州ノースフォーク生まれ。
1967年11月16日ニュージャージーにて死去。

いわゆるニュー・オリンズ系トロンボーン奏者中最良の一人に数えられていた。
28年から29年にかけてキング・オリヴァーと仕事をし、30年4月からはオリヴァーと共に楽旅にも出た。
30年7月から37年までは殆どルイ・ラッセルのバンドで活動を行っていた。
ただしこのバンドは35年からリーダーシップはルイ・アームストロングに移った。
以後ウィリー・ブライアント、ベニー・カーター、クロード・ホプキンスといった一流バンドを渡り歩き演奏を続けた。
この間トリッキー・サム・ナントンやファン・ティゾールのエキストラとしてエリントン楽団とも共演している。
47年ルディ・ブレッシュの「ジス・イズ・ジャズ」ラジオ・シリーズにレギュラーとして起用され、メズ・メズロウと渡欧したりしていた。
55年9月から62年12月まではサンフランシスコのアール・ハインズのバンドでプレイしていた。
ルイ・アームストロングの1935年の録音に名前が見える。

レコード・CD

"The chronogical/Louis Armstrong 1934-1936"(Classica 509)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ10/ザ・ビッグ・バンド・イーラ 第2集」(RA-58)
”King Oliver/Sugar foot stomp”(Decca GRD-616)
”King Oliver's Dixie Syncopators 1926-1928”(MCA-1309)