ジミー・マクヒュー (作曲)

Jimmy McHugh (Composer)

ジミー・マクヒュー

フルネーム:ジェイムス・フランシス・マクヒュー (James Francis McHugh)
1894年7月10日生まれ。
1969年5月23日死去。

1920年代から50年代に活躍した最も優れた作曲家の一人。500曲以上の作品があるといわれる。
ボストン・オペラ・ハウスのリハーサル・ピアニストやアーヴィング・バーリン出版社の店頭演奏、楽譜販売などの仕事に就いていたがうまく行かず、
1921年26歳でニューヨークに出る。
歌手でありデューク・エリントンのマネージャーなどとしても有名なアーヴィング・ミルズの兄ジャック・ミルズの経営する音楽出版社Jack Mills Incのマネージャーとなり、
処女作『Emaline』を出版、また短期間だがアーヴィング・ミルズと“The Hotsy Totsy boys”を組みヒット曲『Everything is Hotsy Totsy now』を書いた。
アーヴィングとの関係からかハーレムのコットン・クラブの出し物の曲を手掛ける。
また高校教師で詩人のドロシー・フィールズと組み多くの作品を生んだ。彼らの最初の成功作は、主演のアデレード・ホールとビル・ボージャングル・ロビンソンを含む
キャスト全員が黒人のブロードウェイ劇『1928年のブラックバーズ(Blackbirds of 1928)』で、“I Can't Give You Anything But Love,” “Diga Diga Doo”、
“I Must Have That Man”といった楽曲が有名になった。
他にヒット曲として『ドント・ブレイム・ミー(Don’t blame me)』や何といっても『明るい表通りで(On the sunny side of the street)』が有名だが、この曲はファッツ・ウォーラーから権利を買ったものらしい。。

レコード・CD

“King of the blues trombone”(Epic JSN 6044)