ジョー・ブシュキン (ピアノ)

Joe Bushkin (Piano)

ジョー・ブシュキン

1916年11月17日(11月7日という記載あり)ニューヨーク生まれ。
2004年11月3日カリフォルニア州サンタバーバラにて死去。

地元ニューヨークのダンス・バンドでトランペットとピアニストとしてキャリアをスタートさせた。
1935年バニー・ベリガンのバンドに加入した後、26〜37年にかけてエディ・コンドンのバンドでプレイした。
その後マックス・カミンスキーやジョーマーサラなどともプレイした後、ベリガンのバンドに戻った。
1939年はマグシー・スパニアのラグタイム・バンドに加わった。
その後はベニー・グッドマンやトミー・ドーシーといったスイングのバンドでプレイ。
50年代はルイ・アームストロングのグループに加わったり、自己のバンドを率いたりした。
60年代は半引退生活に入り、一時期ハワイに居を定め悠々自適の生活を送っていたが、
1975年ビング・クロスビーからオファーがあり、75年TVのクリスマス特番にフレッド・アステアとともに出演した。
その後クロスビーの76、77年のツアーに同行した。
「88歳まで生きたい。ピアノが88鍵だから」と言っていたが、満88歳の2週間前に息を引き取った。
1936年のビリー・ホリデイのレコーディングに名前が見える。

レコード・CD

ビリー・ホリディ物語 第1集」(CBS SONY SOPH 61)
「バニー・ベリガン・アンド・ヒズ・ボーイズ/テイク・イット・バニー!」(Epic SICP 4012)
「バニー・ベリガン 1937−38」(RJL-3137)
"Bunny Berigan / The complete Bunny Berigan Vol.V"(Bluebird 9953-1)
「ジャズ栄光の巨人たち/バニー・ベリガン」(RVC RMP-5115)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ11/ザ・サウンド・オブ・スイング」(RCA RA-63)
"Eddie Condon/That's a serious thing!(History 20.3008-HI)
「栄光のコンドン・ジャズ」Mainstream Records XM-34-MSD
"Muggsy Spanier/The great 16"(RCA Victor LPM-1295)
"MuggsySpanier_PeeWeespeaks"(History 20.3005-HI)
「オリジナル・トミー・ドーシー」(RCA RA-9008)