ジョー・ガイ (トランペット)

Joe Guy (Trumpet)

ジョー・ガイ

1920年9月20日アラバマ州バーミンガム生まれ。
1960年死去。

1930年代末にテディ・ヒルやコールマン・ホーキンスなどのビッグ・バンドに参加。
40年代はチャーリー・バーネット、ラッキー・ミリンダ―などのバンドで過ごしたが、
この間しばしばハーレムのミントン・ハウスでチャーリー・クリスチャン、セロニアス・モンク、
ケニー・クラークらとジャムセッションに興じ初期バッパーとしての道を歩んだ。
40年代半ばにはJ.A.T.P.に参加し当時2年間はビリー・ホリディと同棲、彼女の伴奏者となった。
その後は目立った活動はない。粟村政昭氏は最もビ・バップに近いところにいながら、ついに真のバッパーになれなかった人物と評している。

レコード・CD

「ヴィンテージ・シリーズ/コールマン・ホーキンス」(RCA VRA-5012)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ第17巻 スイング・トゥ・バップ」(RCA RA-96〜100)
「コールマン・ホーキンス/ボディ・アンド・ソウル」(BMG BVCJ 37155)
「チャーリー・クリスチャン/アット・ミントンズ」(Columbia SL-5001-EV)
“Hot Lips Page/After hours in Harlem”(Onyx records 207)
“Harlem Odyssey”(Xanadu 112)