ジョン・カービー (ベース) 

John Kirby (Bass)

ジョン・カービー

1908年12月31日メリーランド州ボルチモア生まれ(ヴァージニア州ウィンチェスター生まれという記述あり)。
1952年6月14日カリフォルニア州ボハリウッドにて死去。

初めトロンボーンとチューバを習っていた。1930年フレッチャー・ヘンダーソンの楽団に加入、33年ベースに持ち替えてチック・ウエッブ楽団に参加した。
35年再びフレッチャー・ヘンダーソン、36年にラッキー・ミリンダ―の楽団に加入した後、37年自己の六重奏団を結成した。
メンバーに移動はあったものの最盛期には、
チャーリー・シェイヴァース(Tp)、ラッセル・プロコープ(As)、バスター・ベイリ―(Cl)、ビリー・カイル(P)、オニール・スペンサー(Dr)というメンバーで、
ソフトでユニークなサウンドの新しいコンボ・スタイルを生み出し、ウォルドルフ・アストリアに黒人バンドとして初めて長期出演をした。
38年〜41年の間はカービー夫人となったマキシン・サリヴァンを売り出したりしていたが、42年以降はメンバーの出入りが激しくなり次第に生彩を失い47年に解散した。

レコード・CD

RCAジャズ栄光の遺産シリーズ 第9巻 ザ・ビッグ・バンド・エラ 第1集 フレッチャー・ヘンダーソン」RA-45,46
"Fletcher Henderson /A Study in frustration"(Essential・JAZZ・Classics EJC55511)
"Classic jazz archive / Fletcher Henderson 1897-1952"(Membran 221998-306)
「メズ・メズロウとトミー・ラドニア」(ビクター RA-5324)
「新たなる宝庫・黄金時代のベニー・グッドマン/The protean Mr. Goodman」CSM890/91
「チック・ウェッブ/伝説」(SDL 10344)
「MCAジャズの歴史」(MCA records VIM-17〜19)
「ビリー・ホリディ物語 第1〜4集」(CBS SOPH 61〜8)
「ザ・テディ・ウィルソン」(CBS SONY SONP 50332)
「コンプリート・ベニー・グッドマン」(BMG BVCJ-7030〜41)
"Mildred Bailey/Her greatest performances"(Columbia JC3L-22)
「ジョニー・ドッズ&ジミー・ヌーン/ビッグ・ソウル・クラリネット」(MCA-3077)
「パナシェ・セッション」(Victor VRS-5015)
「ライオネル・ハンプトン/オール・スター・セッション」(RCA RA-90〜95)
“Mildred Bailey / Her greatest performances”Columbia JC3L-22
“The John Kirby sextet Vol.2 1939〜1940”(CBS 450183-1)
「コールマン・ホウキンスとチュー・ベリー」(Commodore K23P-6614)