ジョニー・ミンス (クラリネット&アルト・サックス)

Johnny Mince  (Clarinet & Alto sax)

ジョニー・ミンス

本名:John Muenzberger
ヴァリエーションで、J Mintz、Jimmy Minceなどの名前が使われるという。
多分祖先が英語圏の出身ではないので、「Mince」とか「Mintz」とか言われるようになったのだろう。
1912年7月8日イリノイ州シカゴ生まれ。
1997年死去。

ヴァリエーションの中にはないが、1935年のベニー・グッドマンと英国出身のミュージシャン、レジナルド・フォーサイスとの録音に名前が見える“Johnny Mins”もこの人物かもしれない。
30年代レイ・ノープル(34〜35年)、トミー・ドーシー(36〜41年)、ボブ・クロスビー(36年)で活躍し、
スイング・クラリネットの名手と謳われた。
40〜50年代はラジオ、TVのスタジオ演奏で活躍し、その後はフリー・ランサーとして活動を続けた。
トミー・ドーシー楽団の1937年の録音に名前が見える。

レコード・CD

「新たなる宝庫・黄金時代のベニー・グッドマン/The protean Mr. Goodman」CSM890/91
「オリジナル・トミー・ドーシー・ベスト・セレクション」(RCA-9007-08)
「ジャズ・ヒストリカル・レコーディング・シリーズ/トミー・ドーシー 1935 to 1939」(Columbia HR-125-JK)
"Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)
「バニー・ベリガン・アンド・ヒズ・ボーイズ/テイク・イット・バニー!」(Epic SICP 4012)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ/ザ・サウンド・オブ・スイング」(RCA RA-68)
「トミー・ドーシー」(HR-125-JK)