ジョナ・ジョーンズ (トランペット)

Jonah Jones (Trumpet)

ジョナ・ジョーンズ

本名:ロバート・エリオット・ジョーンズ Robert Elliott Jones
1909年12月31日ケンタッキー州ルイヴィル生まれ。
2000年4月29日生地ニューヨークにて死去。

後年はポピュラー界の人気者となってしまったが、リル・アームストロングをして「サッチモ2世」と言わしめたほどの正統派トランぺッターだった。
1929年〜50年代初期にかけてミシシッピー川のリヴァ―ボート・バンドを皮切りに、
ホレス・ヘンダーソン、ウェスリー・ヘルヴィー、ジミー・ランスフォード、スタッフ・スミス、
コットン・ピッカーズ、フレッチャー・ヘンダーソン、ベニー・カーター、キャブ・キャロウェイなどの
バンドを渡り歩き確固たる地位を築いた。
52年からはジョー・ブシュキン、アール・ハインズ、スタッフ・スミスなどと主に共演し、
50年代末期以降はエンバーなどを本拠地として自己のカルテットを率いて活動した。
洗練された演奏が持ち味で多大なポピュラリティーを獲得し幅広く活躍した。
テディ・ウィルソンのブランズウィック・セッション1936年の録音に名前が見える。

レコード・CD

「ザ・テディ・ウィルソン」(CBS SONY SONP 50332)
「ビリー・ホリディ物語 第2集」(CBS SOPH 63-64)
「ライオネル・ハンプトン/オール・スター・セッション」(RCA RA-90〜95)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ10/ザ・ビッグ・バンド・イーラ 第2集」(RA-58)