ラリー・シールズ  (クラリネット)

Larry Shields (Clarinetx)

Larry Shields

1893年5月17日(9月13日生まれという記載あり)ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。
1953年11月21日カリフォルニア州ロズ・アンゼルスにて死去。

アイルランド系移民としてニューオリンズのアップタウンで生まれたが、たまたま近くには初代ジャズ王バディ・ボールデンが住んでいたという。
14歳の時にクラリネットを初めパパ・ジャック・レイン(Papa Jack Laine)のバンドでプレイした。
彼はニューオリンズからシカゴへ移住した初期のミュージシャンの一人で1915年に北へ向かいバート・ケリー(Bert Kelly)やトム・ブラウン(Tom Brown)のバンドでプレイしていた。
そして1926年O.D.J.B.に加入し歴史的な史上初のジャズのレコーディングに参加することになった。ガンサー・シュラー氏によるとO.D.J.B.で最も感受性豊かな音楽家だったとされる。
1921年O.D.J.B.を辞めニュー・ヨークの様々なバンドで演奏した。その後カリフォルニアへ移住しハリウッドの映画音楽などを手掛けていた。

レコード・CD

「白人草創期ジャズ音楽 ディキシーランド」(APCD-6001)
”ODJB & Louisiana five”(Fountain records FJ101)