ルイ・ラッセル(ピアニスト、作曲家、バンドリーダー)

Luis Russell (Piano , composer & band leader)

ルイ・ラッセル

フルネーム:ルイ・カール・ラッセル (Luis Carl Russell)
1902年8月5日(8月6日という記述あり)パナマの小島カリーニング・クレイ生まれ。
1963年12月11日ニューヨークにて死去。

初めギター、ヴァイオリン、ピアノなどを習い、16歳からローカル・バンドに加わっていたが、17歳の時富くじの賞金1000ドルを得、母妹とアメリカに渡った。
20年ニューオリンズでアルバート・ニコラス、バーニー・ビガードらと演奏した。
25年シカゴのプランテーションのキング・オリヴァーのバンドに加入後、26年から自己名義のバンドで吹込みを行っていたが、
27年に結成した自己の楽団は、オマー・シメオン、バーニー・ビガード、J.C.ヒギンボッサム等一流のジャズ・マンを得て人気は急上昇した
(ビガード、ヒギンボッサムらは以前からラッセルのバンドではプレイをしていた)。
29年ルイ・アームストロングのバンドと合体して楽旅や吹込みなどを行った。
35年ルイが欧州旅行から帰るとラッセル・のバンドの指揮をとり、43年までともに演奏活動を行った。
その後は自分だけのバンドを結成してサヴォイに出演したりしていたが、48年引退した。

レコード・CD

"Luis Russell and his orchestra 1926-1929"(The chronological 588)
”King Oliver/Sugar foot stomp”( Decca GRD-616)
”King Oliver's Dixie Syncopators 1926-1928”(MCA-1309)
「黄金時代のルイ・アームストロング 1925-1932」CD-4、5
"The chronogical/Louis Armstrong 1934-1936"(Classica 509)
"The chronogical/Louis Armstrong 1938-1939"(Classics 523)