メリー・ルー・ウィリアムス (ピアノ) 

Mary Lou Williams (Piano)

メリー・ルー・ウィリアムス

本名:メリー・エルフリーダ・スクラッグス Mary Elfrieda Scruggs
1910年5月8日ペンシルヴァニア州ピッツバーグ生まれ(ジョージア州アトランタ生まれという記述もある)。
1981年5月28日ノース・カロライナ州ダーハムにて死去。

1925年にプロになったという、15歳である。ヴォードヴィルに入って巡業していた。
ジャズ・ピアニストとしての最初の仕事は、彼女の夫となったジョン・ウィリアムス(As)のバンドであった。
29〜42年アンディ・カーク楽団のピアニストとなり、アール・ハインズの女性版ともいえるスタイルで話題となった。
前夫と別れ、ハロルド・ベイカーと再婚した。
ソロイストとして活躍する一方、ベニー・グッドマン、デューク・エリントンにも編曲を書いた。
特に前者の「ロール・エム」、後者の「トランペット・ノー・エンド」は有名。
40年代の後半、それまでのスイング・ピアノから大きく転回し、バップ・ピアノに転身し、関係者を驚かせた。
53〜54年はロンドン及びパリで過ごし、55年に帰米した後は宗教活動に身を入れるようになったが、クラブやコンサート活動も継続した。
アンディ・カークの1936年の吹込みに名前が見える。

>レコード・CD

「MCAジャズの歴史」(MCA records VIM-17〜19)
"The best of Andy Kirk"(MCA2-4105) 「The Boogie Woogie masters」(Affinity AFS-1005)
“Mildred Bailey / Her greatest performances”Columbia JC3L-22