マッティ・マトロック (クラリネット)

Matty Matlock (Clarinet)

マッティ・マトロック

本名:ジュリアン・クリフトン・“マッティ”・マトロック Julian Clifton “Matty” Matlock
1909年4月27日ケンタッキー州パドゥカ―生まれ。(1907年4月27日という記載あり)
1978年6月14日カリフォルニア州ロスアンゼルスにて死去。

12歳でクラリネットを、後にCメロディ・サックスを習得した。
ブルー・メロディ・ボーイズ等ローカル・バンドを皮切りに14,5歳のころにはプロとなっていた。
ビーズリー・スミス、ジミー・ジョイ、トレーシー・ブラウンの楽団を経て、29年ベニー・グッドマンの後釜としてベン・ポラックの楽団に迎えられた。
しかし1934年ポラックの楽団は解散、主要メンバーはクラーク・ランドール楽団として活動し、
その後ボブ・クロスビーがリーダーとなった。
この時代が最も脂の乗っていた時代で、ソロ・プレイヤーとして活躍し人気を得た。
43年以降はロスアンゼルに移住、60年代に入ってもクロスビーやレッド・ニコルス等ディキシー・グループと放送、レコード、クラブ等で活動していた。
64年ボブ・クロスビーと来日した。

レコード・CD

「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ 第11巻/ザ・サウンド・オブ・スイング」(RVC RA-68)
「30年代のスイング・セッション」(RA-5325)
「ボブ・クロスビー/サマータイム」(MCA-3145)
"Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)
「30年代のコンボ・ジャズ」 日本ビクター RA-5325
「ボブ・クロスビー/ザ・ボブ・キャッツ傑作集」(Decca SDL-10301)
「ボブ・クロスビーのボブ・キャッツ」 MCA-3018
「バニー・ベリガン&ヒズ・ボーイズ/テイク・イット、バニー」(Epic SICP 4012)
「ジャズ栄光の巨人たち15 バニー・ベリガン」(RCA RMP-5115)