オットー・ハードウィック (サックス)

Otto Hardwick (sax)

オットー・ハードウィック

1904年5月31日ワシントン生まれ。
1970年8月5日同地で死去。

デューク・エリントンの幼馴染であり、18年にデュークと一緒に小楽団を結成し、また22年にはエルマー・スノウデン(Elmer Snowden)がリーダーとなった
ザ・ワシントニアンズ時代にも一緒にプレイした。
23年にデュークとともにニューヨークに出て、27年までワシントニアンズの一員として活動した。
28年春にデュークの楽団を退団し渡欧、自分の楽団を率いたり、ノーブル・シスル楽団に参加したりしたが、翌29年ニ一時スノウデン楽団に加わったりしたが、
32年春に再びデュークの楽団に戻り46年5月に引退するまでデュークの楽団で過ごした。
アルト奏者としては28年にデュークの楽団に加わったジョニー・ホッジスの陰に隠れ、ほとんどセッション・マンの地位に甘んじていたが、
初期のデュークの楽団においてはしばしば明るくスィートなソロを披露していた。

レコード・CD

"Archive of Jazz/Duke Ellington"(BYG 529.071)
"The Duke"(History 204141-302)
"The Indispensable Fats Waller"(RCA PM 43686)
「デューク・エリントン楽団 1929〜1943」(DVD JLD-410)
"The Duke"(COL 517687-2)
"Duke Ellington presents Ivie Anderson"(Columbia KG 32064)