ポップス・フォスター (ベース) 

Pops Foster (Bass)

ポップス・フォスター

本名:ジョージ・マーフィー・フォスター George Murphy Foster
1892年ルイジアナ州ニューオリンズ郊外の生まれ。
1969年10月25日死去。

始めチェロを演奏していたがのちのベースに転向した。
ストリング・バンド等で働き、1918年フェイト・マラブルに入り、セントルイスでは、チャーリー・クリースなどと共演した。
ニューオリンズでは、キング・オリヴァー、フレディー・ケパード、キッド・オリィなど演奏を行っていたが、28年オリヴァーのニューヨークのバンドに参加した。
29年ルイ・ラッセルの楽団に加入し、ルイ・アームストロングのバックを務めながら、40年まで在団した。彼が加わって楽団のリズムは一変したといわれる。
そんな彼も一時は音楽を辞め、地下鉄で働いたこともあったが、1944年頃からジャズ界に復帰し何度か欧州巡演にも加わった。
初めは低音楽器としてチューバを吹いていたが、のちにストリング・ベースの転向、同楽器をジャズに持ち込んだ最初の一人と言われる。スラップ奏法から生み出される力強いリズムは注目の的であったという。

レコード・CD

「黄金時代のルイ・アームストロング 1925-1932」CD-4、5
"The chronogical/Louis Armstrong 1934-1936"(Classica 509)
”Luis Russell and his orchestra 1926-1929”(The chronological 588)
「RCAジャズ・クラシックス/ジェリー・ロール・モートン」(RCA RA-9〜12)
「ベニー・カーター1933/39」(Philips 15PJ-4)
「メズ・メズロウとトミー・ラドニア」(RcA RA-5324)
「パナシェ・セッション」(Victor VRS-5015)
The Chronogical “Louis Armstrong and his orchestra 1938-1939”classics 523
「ストライド・ピアノの父/ジェイムス・P・ジョンソン」(CBS 20AP-1474)
"Blue Note The SP years 1939-1952"(TOCJ-5232)
「MCAジャズの歴史」(VIMI-17)
"The Chronogical-Louis Armstrong and his orchestra 1938-1939"(classics 523)