ラルフ・エスクデロ (チューバ)

Ralph Escudero  (Tuba)

ラルフ・エスクデロ

本名:ラファエル・エスクデロ Rafael “Ralph” Escudero
1898年7月16日プエルト・リコ/マナティ生まれ。
1970年4月10日プエルト・リコにて死去。

実はよく分からないことがある。レコーディングのパーソネルにはRalph Escudero(Tuba)とあるが、当時の写真にはBob Escuderoという名前が載っている。通常”Robert”の愛称が”Bob”になる。”Ralph”も略すと”Bob”となるのだろうか?それとも全くの別人なのか?ここでは同一人物として扱った。
12歳で学校のバンドでベースを始めた。後にニューヨークに移り1920〜21年はザ・ニュー・アムステルダム・ミュージカル・アソシエイションで演奏をしていた。
1923年ウィルバー・スェットマン(Wilbur Sweatman)とワシントンD.C.で演奏していた時それを聞いたフレッチャー・ヘンダーソンが自分のバンドで働かないかと誘われ加入した。
1926年までヘンダーソンのバンドに在籍、その後マッキニーズ・コットン・ピッカーズ(McKinney's Cotton Pickers)に移り1931年まで演奏、吹込みも行った。
30年代はカイザー・マーシャル(Kaiser Marshall)のサヴォイ・ベアキャッツ(the Savoy Bearcats)やW.C.ハンディ(W.C. Handy)とプレイしていたが、
60年代は生地のプエルト・リコに戻り演奏活動を続けていた。

レコード・CD

"Fletcher Henderson /A Study in frustration"