レイ・ボデューク(ドラムス)

Ray Bauduc (Drums)

レイ・ボデューク

1909年6月18日ニューオリンズ生まれ。
1988年1月8日テキサス州ヒューストンにて死去。

“Bauduc”をベニー・グッドマンの「RCA全曲集」CD10枚組+Special performancesの野口久光氏の解説では、「ボデューク」と読んでいるが、
スイングジャーナル誌が1971年に発行した『ジャズ人名辞典』では「ボーダック」となっている。
「ボデューク」はフランス読み、「ボーダック」は英語読みのような感じがするが当てずっぽうです。
兄もドラマーで学生時代から兄に替わって劇場のバンドで演奏することもあったという。
間もなくドーシー・ブラザーズ、ジョニー・バイヤースドルファーといったバンドと楽旅を行っている。
28年ベン・ポラック楽団に入ってリーダーが指揮を執る時にはドラムを叩き、34年まで在籍した。
翌年ボブ・クロスビー楽団の発足に際してオリジナルのメンバーの一人となり、42年のバンド解散まで派手なドラミングで人気を集めた。
その後自己の楽団を率いたこともあったがパッとせず、ジャック・ティーガーデンやナッピ―・ラマールらと組んで
デキシーランド・ジャズを演奏していたが、1960年代後半には半隠居の生活をしていた。

レコード・CD

「30年代のコンボ・ジャズ」(RA-5325)
「ボブ・クロスビー/サマータイム」(MCA-3145)
"Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)
「30年代のコンボ・ジャズ」(Victor RA-5325)
「ボブ・クロスビー/ザ・ボブ・キャッツ傑作集」(Decca SDL-10301)
「ボブ・クロスビーのボブ・キャッツ」(MCA-3018)
「バニー・ベリガン・アンド・ヒズ・ボーイズ/テイク・イット・バニー!」(Epic SICP 4012)
「コンプリート・ベニー・グッドマン/Benny Goodman The RCA years」(BVCJ-7041)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ第17巻/スイングからバップへ」(RA96〜100)