レッド・マッケンジ― (ヴォーカル&カズー)

Red McKenzie (Vocal & Kazoo)

レッド・マッケンジ―

フルネーム:ウィリアム・“レッド”・マッケンジー William “Red” McKenzie
1899年10月14日ミズーリ州セントルイス生まれ。
1948年2月7日ニューヨークにて死去。

何といっても1927年エディ・コンドンたちのデビューのきっかけになったエピソードが有名。
初めは競馬の騎手だったが、ケガをしてからカズーを吹きだした。
23年にジャック・ブランドらとともにマウンド・シティ・ブルー・ブロワーズというノヴェルティ・バンドを組織し、しばしばレコーディングを行い人気を得るようになった。
27年12月にエディ・コンドンと知り合い、シカゴアンズの録音を実現させ、これがシカゴ・ジャズを世に知らしめることになった。
30年代はポール・ホワイトマンの楽団に参加したり、自楽団を率いたりしていたが、44年エディ・コンドンのタウン・ホール・コンサートに出演して以来活動を停止した。
マグシー・スパニアの1935年の録音に名前が見える。

レコード・CD

「シカゴ・スタイル・ジャズ」(Columbia ZL-1091)
「ザ・シカゴアンズ/1928-1930」(Decca SDL-10361
"Muggsy Spanier/Hesitatin’ blues"(Affinity AFS 1030)