シャーリー・クレイ (トランペット)

Shirley Clay (Trumpet)

シャーリー・クレイ

1902年ミズーリ州チャールストン生まれ。月日不詳。
1951年2月7日ニューヨークにて死去。

『ジャズ人名辞典』未収録。
10代から活動を開始したという。
その最初はセントルイスを根拠に活動していたジョン・ウィリアムスのザ・シンコ・ジャザーズ(the Synco Jazzers)というバンドでツアーに出たものだという。
その後シカゴに移りほんの短い間だがルイ・アームストロングともプレイをしたがこのことが彼に多大な影響を及ぼした。
その後キャロル・ディッカーソン、クラリネット奏者のクリフォード・キングなどとともに演奏活動を行った。
20年代の後半から30年代にかけてはフリーランスとして活躍した。
その後1929年にはアール・ハインズ、マ・レイニー、ボスウェル・シスターズなどの吹込みに参加し、ビリー・ホリディの一連の30年代の金字塔的なレコーディングにも参加した。
36年まではドン・レッドマンのバンド、またそののちはベニー・グッドマンのバンドで活躍した。44年まではキャブ・キャロウェイなどスウイング時代幅広く活動を行った。

レコード・CD
"Don Redman 1931−1932/The Chronogical"(Classics 543)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ第10巻/ザ・ビッグ・バンド・イーラ Vol.2」(RCA RA-55)
『ビリー・ホリディ物語 第1集』(CBS SOPH 61)