シドニー・カトレット (ドラムス)

Sidney Catlett (Drums)

シドニー・カトレット

1910年1月17日インディアナ州エヴァンスヴィルの生まれ。
1951年3月24日(25日という記載あり)シカゴにて死去。

仇名は“Big sid”。
初めピアノを学んだが家族とともにシカゴに移住しドラムを正式に学んだ。1928年シカゴのバンドでキャリアをスタートさせたが、
30年にニューヨークに進出、ベニー・カーター、フレッチャー・ヘンダーソンのバンドなどで活躍した。
その後ルイ・アームストロングなどのバンドに参加、41年には短期間ではあったがベニー・グッドマンのバンドに加わり華々しいスポットライトを浴びた。
44年にはテディ・ウィルソンと共演、一時自己のコンボも持ったが47年〜49年までは再びルイ・アームストロングと行動を共にした。
そのドラミングはどちらかと言えばトラディショナルで中間派的なものだが、モダン・エイジへの橋渡し的な存在で、
彼の奏法を基にケニー・クラークがモダン・ドラミングの基礎を築き上げたと言われるジャズ史上に輝く名ドラマーの一人。

レコード・CD

"Louis Armstrong/The Chronogical 1932-1933"(Classics 529)
「シカゴ・スタイル・ジャズ」(Columbia ZL-1091)
"Eddie Condon/That's a serious thing"(History 20.30081〜2 -HI)
"Classic jazz archive / Fletcher Henderson 1897-1952"(Membran 221998-306)
"A study in frustration"(Essential・JAZZ・Classics EJC55511)
「ジャズ栄光の遺産シリーズ/ビッグ・バンド・エラ 第1集」(RCA RA-46)
「ザ・テディ・ウィルソン」(CBS SONY SONP 50332)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ第16巻 ライオネル・ハンプトン/オール・スター・セッション」(RCA RA-90〜95)
「ストライド・ピアノの父/ジェイムス・P・ジョンソン」(CBS 20AP-1474)
"The Chronogical-Louis Armstrong and his orchestra 1938-1939"(classics 523)
「ブルーノートSP時代 1939−1952」(TOCJ-5231〜38)
"The complete recordings of the port of harlem jazzmen"(Mosaic MR1-108)
「コールマン・ホウキンスとチュー・ベリー」(Commodore K23P-6614)