タフト・ジョーダン(トランペット)

Taft Jordan (Trumpet)

タフト・ジョーダン

1915年6月21日テネシー州メンフィス生まれ。
(1915年2月15日サウスキャロライナ州フローレンス生まれという記載もある)
1981年12月1日ニュー・オリンズにて死去

初めはバリトン・ホーンという楽器を扱っていたというが、29年ごろからTpに専念。
アームストロング派の技巧派といわれる。
33年から42年までチック・ウエップ楽団に参加。
ウエップの後を引き継いだエラ・フィッツジェラルド楽団の重鎮として、解団する42年まで活躍した。
チック・ウェッブ・アンド・ヒズ・オーケストラの1934年の録音に名前が見える。
以後、50年代中期に至るまでデューク・エリントン、レシル・ディクソン、モダネアーズ、スティーヴ・ローレンス、サイ・オリヴァーなどと交流、確固たる地位を築き上げ、58年にはベニー・グッドマンとブリュッセルでの世界博覧会にも参加した。
60年以降は自己のクインテットと活動する一方、フリーとして様々なTVショウの仕事を行っていた。

レコード・CD

「チック・ウェッブ/伝説」(SDL 10344)
"Chick Webb and his Orchestra / featuring Ella Fitzgerald 1936"(Jazz anthology JA 5199)
"Chick Webb / Cab - Ella & Chick"(Bandstand records 7125)
"Chick Webb with Ella Fitzgerald / Princess of the Savoy"(MCA-1348)
"Chick Webb / Ella swings the band 1936-39"(MCA-1327)
"Ella Fitzgerald with Chick Webb's band"(Ace of Hearts AH-36)
「MCAジャズの歴史」(VIM-17〜19)
“The Duke box”(Storyville records 108 8600)
“Duke Ellington 1943-1946”(Philips 15PJ-6)