ウォルター・ペイジ (ベース) 

Walter Page (Bass)

ウォルター・ペイジ

フルネーム:ウォルター・シルヴェスター・ペイジ Walter Sylvester Page
1900年2月9日ミズーリ州ガレーティンの生まれ。
1957年12月20日ニューヨークにて肺炎のため死去。

元々は「ブルー・デビルズ」のリーダーとして、カンサスシティで人気を誇った。最初はチューバ奏者だったが、ベースに転向した。その「ブルー・デビルズ」で共に活躍していたのがカウント・ベイシー、ジミー・ラッシングなどであった。18年ベニー・モーテン楽団に吸収された。
モーテンの死後一時バンドを受け継いだが、35年カウント・ベイシーがバンドを受け継ぎ、その後はカウント・ベイシーの下で演奏した。
カウント・ベイシー楽団初期のリズムセクション「オール・アメリカン・リズム・セクション」の一員であり、
その柔軟なウォーキングスタイルと、力強い4ビートのベースラインはベイシー特有のサウンドに大きく貢献した。
彼のプレイがその後のビバップ時代に影響したと言われ、余り有名ではないもののジャズ・ベースの始祖と言える存在であった。
48年ベイシーのバンドを退いたが、ホット・リップス・ペイジ、ジミー・ラッシングジミー・マクパーランド、エディ・コンドンなどと共演した。

レコード・CD

“Count Basie in Kansas City”(LPV-516)
「カウント・ベイシー・アット・サヴォイ・ボールルーム 1937」(ELEC Record KV-109)
"Billie Holiday/Live and private recordings in Chronological order"
"Hall of fame/Lester Young"(Past perfect220149)
「ビリー・ホリディ物語」(CBS SOPH 63〜70)
「ベニー・グッドマン/カーネギー・ホール・ジャズ・コンサート」(CBS SOPB 55007〜08)
「ベニー・グッドマン・ライヴ・アット・カーネギー・ホール-1938(完全版)」(SME RECORDS SRCS 9610〜1)
「コンプリート・ベニー・グッドマン」(BMGヴィクター BVCJ-7030〜41)
「ザ・テディ・ウィルソン」 CBS SONY SONP 50332-33
"Mildred Bailey/Her greatest performances 1929−46"(Columbia JC3L-22)
「カウント・ベイシー/レスター・リープス・イン」(Epic EICP 601)
「レスター・ヤング/メモリアル・アルバム」(Epic ECPW-1〜2)
「カウント・ベイシー/ブルース・バイ・ベイシー」(CBS 20AP-1426)
「ベイシー・アット・ザ・ピアノ」(Decca JDL 2027)
“The alternative Lester”(Tax m-8000)
「ブラザー・ジョン・セラーズ/シングス・ブルース&フォーク・ソングス」(Vanguard VRS8005)
「フロム・スピリチュアルス・トゥ・スイング」(LAX-3076-7)
"From Spirituals to Swing complete legendary 1938-1939 Carnegie hall concert"(Definitive records DRCD 11182)