ウェルマン・ブラウド (ベース)

Wellman Braud (Bass)

1891年1月25日ルイジアナ州セント・ジェィムス・パリッシュ生まれ。
1966年10月29日カリフォルニア州ロスアンゼルスにて死去。

1917年シカゴに出ていくつかのバンドを転々としていたが、23年プランテーション・オーケストラの一員としてイギリスに渡り、ベースとトロンボーンを交互に演奏していたという。
27年半ばにデューク・エリントン楽団に加わり、35年5月まで在団していた。退団前の2、3か月はビリー・テイラーとダブル・ベースであったという。
36年ジミー・ヌーンとコンボを組んだが長続きしなかったが、37年に結成したトリオを数年にわたって存続したようだ。
その後シドニー・ベシエ、ホット・リップス・ペイジ、アル・シアーズらとも共演していた。
ミュージシャン以外の商売に手を出していた期間もあったという。
1944年再びエリントンのバンドに加わった後、47年11月にはバンク・ジョンソンのバックを務めたりしていたが、ジャズ界と完全に手を切ることはなかった。
56年にカム・バックを果たしはキッド・オリィなどのバンドで活躍していたという。

レコード・CD

"Duke Ellington/The Duke" History
「ジョニー・ドッズ&ジミー・ヌーン/ビッグ・ソウル・クラリネット」(MCA-3077)
“Archive of Jazz/Jack Teagarden・Pee Wee Russell”BYG 529 066
「MCAブルースの古典」ビクター(VIM-20〜22)
「ジャズ・クラシックス・オブ・ジェリー・ロール・モートン」(RCA RA-9〜12)
“Muggsy Spanier / Pee Wee speaks”(History 20.30051-HI)