ウィリー・スミス (アルト・サックス&クラリネット) 

Willie Smith (Alto sax & Clarinet)

ウィリー・スミス

フルネーム:ウィリアム・マクレイシュ・スミス William McLeish Smith
1910年11月25日サウスカロライナ州チャールストン生まれ。
1967年3月7日ロスアンゼルスにて死去。

ベニー・カーター、ジョニー・ホッジスと並びスイング時代の3大アルト奏者と言われる。
そのプレイは、ホッジスの豊麗なプレイやカーターの端正なソロに比してより力強く、より華やかであり、
往時全盛を誇ったジミー・ランスフォード楽団最大のソロイストとしてスイング時代のアルト界に覇を競った。
1926年頃ボストン・セレネイダーズに入りプロとしてのキャリアをスタートさせた。
1929年夏にジミー・ランスフォード楽団に加入、42年までこの楽団のスター・ソロイストとして活躍した。
42年夏チャーリー・スピヴァク楽団に参加、44年末から51年3月まではハリー・ジェイムス楽団、その後1年間デューク・エリントンの楽団に加わった。
その後はビリー・メイやJ.A.T.P.に加わったり、ハリー・ジェイムス楽団に復帰するなど活躍した。
60年代には主にスタジオ・ミュージシャンとして活動していたが、死の前年1966年にはチャーリー・バーネット楽団に加わったりしていた。

レコード及びCD

「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ 第9巻 ザ・ビッグ・バンド・エラ 第1集」(RA-50)
「ランスフォード・スペシャル」(CBS 20AP 1818)
「MCAジャズの歴史/」(VIM-17〜19)
"Jimmy Lunceford / Harlem shout"(History 20.1913-HI)
「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジミー・ランスフォード」(MCA WMC5-328)
「ザ・テディ・ウィルソン」(CBS SONP 50332〜50333)